ソノヒノ

その日の思考と行動

作品にする、商品にするとは、平らではない言葉を使うことだ

作品にする、商品にする。

そのためには、平らではない言葉を使うことだ。

 

文章ならば、簡易で伝わりやすい話し言葉を使わない、

人間の視点、当たり前の観点、自然な受信。

そういったものとはかけ離れた、無意識が反応してしまう何かが必要だ。

 

それは時に、フォーカスを鋭く当てることであり、

それは時に、些末な事象を大げさに取り上げることであり、

それは時に、複雑な意味が込められた語彙を使うことである。

 

ありのままの物事をいかに編集し、

「私から見ると、世界はこう見える」と語れるか。

その視座に、歪んだフィルタに、真実が宿ると人間は思い込んでしまう。

 

それこそがある意味では創作の価値であり、作品の意味である。

 

極論は容易く人間の脳をハックし、

二元論はカラフルな視野を黒色で一気に塗りつぶす。

 

原理主義者たることの安楽と、惰性を人は見抜けないまま、

極楽の湯に浸かるかのごとく、死んだとも生きたとも言えない状態を許容する。

 

言葉の悪と毒。

侵されないように、少しずつ使っていく、浸っていこう。